第8回 太見写真展「チェルノブイリと原発」開催

太見洋介 第8回 写真展

「チェルノブイリと原発」を開催します。

福島出身の私は、FUKUSHIMAの未来に希望を抱けません。

およそ30年前に爆発したチェルノブイリ原子力発電所とその集落に訪れて7回。

※写真:フランス発→キエフへ(※チェルノブイリに最も近い空港に向けて)

現地で撮影した写真は2000枚。

私は私なりに、福島の未来を考えるきっかけを、

30年前に爆発した原子力発電所と、そこに住む住民から学びました。

※写真:チェルノブイリの地域住民へ健康被害に関するヒアリング

2011年の東日本大震災以降、

再稼働している原発は全国で9基。

震災前の日本は、

国別原発数が世界3位の42基。

私は決して、

原発が賛成・反対の議論を持ち込むつもりはありません。

※写真:「ガスマスクで覆われた小学校」※写真展の一例

カメラ:D800E 画質モード:RAW(14-bit)
撮影モード:マニュアル、1/125秒、f/8
焦点距離:100mm ホワイトバランス:晴天
ISO感度:ISO3600 ピクチャーコントロール:ビビッド

ただ、未来の責任は、私と皆さん一人一人にかかっていることも事実。

「子供たちの将来を創造する」私たちの役割。

エネルギーの大半を世界に頼る私たち。

原発がもたらす未来について「考える」きっかけになれれば幸いです。

■日時:平成30年9月25日(火)~10月8日(月・祝)

※10月8日(月祝)は15時終了。

■開催場所:みやぎ蔵王こけし館(蔵王町伝統産業会館)

〒989-0916 宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉新地西裏山36−135

0224-34-2385

■展示:チェルノブイリ写真30点と、動画1点

■入館料:大人500円、高校生以下 無料

※入館料は原発事故に苦しむ地域・団体に寄付します。

■9月30日(日)と、10月8日(月祝)は、わたくし太見本人が会場で皆さんをお待ちしております。(当方が会場入りする日時が変更の可能性もあるため、詳細は上記、宮城こけし館0224‐34‐2385までお問合せください。もしくは太見携帯直通090‐7067‐5365.)

当日、会場でお会いできることを、楽しみにしております。

追記(2022年3月20日):ロシアがウクライナに侵攻して3週間が経過しました。私はこれまで過去7回、ウクライナ、キエフ、そしてチェルノブイリへ足を運び続けました。しかし、チェルノブイリ原発がロシア軍に占領された今、2度とチェルノブイリへ行けないのでは?と懸念します。そこで、私がチェルノブイリで活動した動画を以下、3分程度のYouTubeにまとめました。動画に映る1人のウクライナ人は志願兵として出兵し、3月18日に爆撃を受けて亡くなりました。そして、動画の最後に映る90歳のお婆ちゃんとは今なお連絡が取りあえておりません。おばあちゃんの故郷はロシアです。

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