【沖縄研修16日目】ヨット/カヌー課業4日目!海は広くて大きい。

亀谷教官の一言「根性が曲がっているとカヌーも曲がります!」。「はい!(おっしゃるとおりです※研修生 心の声)」研修生、皆、納得。カヌーが真っ直ぐに進まない原因が判明しました(笑顔)。教官の指導を真剣に聞かない、予習・復習が足らない、想像力の欠如、過信、そうした“根性”に甘えがあると、艇は曲がり、艇は沈(チン)するのです。こうして気を引き締めて臨んだ「海」での課業4日目。昨日の天気予報(NEWS)では沖縄の梅雨が明けたという報道を耳にしました。空を見上げた研修生の1人が「社長(あだ名)、空、凄いですよ!」見上げるとそこには夏の晴れたまぶしい空。輝く太陽、最高の環境。しかし、午前中の風速は6mをこえるらしい。自然は常に我々に「成長の試練」を与えてくれます。実際に、本日は2人の研修生がブームパンチを受け、BG本部の救護者による手厚い救護が施されました。結果、大事には至らず。海上では命がけで我々を救助してくださる教官や関係する皆様のフォローがあってこそ、我々はこうして一生の糧になる課業に取り組むことができるのです(感謝)

6月21日(火曜日)AM6時30分。安定の体温。さー、今日も頑張るぞ。

AM6時35分。209号室のNICEガイ高木君(25歳 岐阜県)が課業で使用する本日の「気象報告」をチェック&記入。

AM6時45分~朝礼点呼に合わせて集まる研修生。手前、左に立ち小さく「グッド」の合図を送る小澤誠一さん(46歳 長野県大町市)。彼とは「互いに研修生 最年長としてコロナ感染に負けず絶対に卒業しましょう!」と契りを交わした仲。私は世界と日本全国の山々を登ってきましたので、小澤さんの地元 長野県の100名山を登る際は手引き頂くことも約束しました(笑顔)。この話の流れで、私の登山活動の一部をYouTubeで以下、ご紹介させてください。
こちらは私が理事長を務めるNPO法人 海族DMCの活動拠点、宮城県亘理郡の「深山」のトレッキング状況をYouTubeでまとめたもの。3分程度ですので気軽にご覧ください。
そしてこちらも弊社が主催で「産学官」連携したトレイル・ランニング大会!こちらも3分程度の動画になります。私も競技に参加したかったのですが主催者ということで叶わず。。。我々の活動範囲は「海」「川」に限らず「山」でも様々な交流人口拡大、地域創生のイベントを企画・実行します。

日朝点呼の後は、208号室、209号室、306号室の11名で朝食を準備させて頂きました。誰かのお役に立てるお仕事をいつもありがとうございます(笑顔)。写真は左)影島君32歳 静岡県、右)鋤崎君26歳 福岡県※7月3日誕生日。

写真 (左 ムードメーカー福士君22歳 岩手県  真ん中)イケメン浅尾君28歳 熊本県 右)クレバー今井君34歳 愛知県

朝食の配膳を終えて我々も朝食を頂きます!(笑顔)

本日、私達のグループは「カヌー組」。「ヨット組」の艤装の準備をお手伝いさせて頂きました。昨日、私達が体験した風速5m,6mの海の怖さ。本日はそれ以上の風が吹きます。だからこそ、これからヨットで出艇する仲間が気がかりでなりません。私も隅々までチェック。そしたらなんと、艇内に落ちて転がる「ボルト」を一つ発見。このデンギに乗り込むチーフリーダーの酒井喬史君(32歳 香川県 4歳の娘さんを愛する優しいパパ)とボルトが抜け落ちている箇所を必死に探します。発見!直ぐにドライバー持ってきてマス締め!こういった隅々までのチェックすることの大切さを改めて痛感しました(笑顔)

「ヨット組」の準備が全て整いました。厳しい環境が想定される為、東條教官による真摯なご指導も熱を帯びます。

「カヌー組み」の私達も、亀谷教官、鬼塚教官のもと本日の課業がSTART。高木君25歳から本日の「気象報告」が読み上げられます。

AM9時00分。カヌー組!さー、今日も1日、指導者としてのスキルアップに臨みます!

風速5,6mの中、「ヨット組」の出艇を見届けます。カヌー組からは「頑張れー!」「気合いで!」「気を付けてね!」「ブームパンチに気を付けて!」様々なエールを送ります。

、、、ブームパンチとは、実は私もヨット教室初日にブームパンチを後頭部から一撃、一瞬、クラッとしました。(帆の後方から風を受けて走るジャイブでは帆が裏返ると同時に、ブームが急反転し乗員の頭部や顔面部を叩打することをブームパンチといいます)

昨日、我々のチームでブームパンチの一撃を受けた喜藤大輝君(24歳 徳島県 東みよし町三加茂)は左目の上を腫らしました(💦)。BG本部の救護者による手厚い救護により大事には至らず。※喜藤君は海外で恵まれない子供達の支援活動に尽力される好青年です。

休憩を挟みながら、午前中の課業は無事、終了。フォワードストローク、スウイープストローク、ドローストローク、スカーリング等、指導員としてのレベルアップに向け必死に取り組みました。

PM12時00分~ランチタイム。ホテルの方にお弁当をご用意頂きます。美味しく頂きました。

午後からの課業にむけてしばし休憩。午後からは(前回、強風で中止になった)ビーチを目指して沖にでます。

午後からの課業START!亀谷教官からキメ細かい指導を頂き、真剣に学ぶ研修生。

東條教官によるヨット指導は合理的以上に、リスクヘッジを念頭においた論理的指導。海上でおこるトラブルを予め察知・見極め、それを回避する為に「何をすべきか?」「どのような準備が必要か?」を逆算して考える。研修生に分かり易くご指導を頂きます。

午前/午後と2つのグループに分かれたヨット組。午後のグループが間もなく出艇。緊張感が漂います。我々、カヌー組は少し離れたところから武運(海と自分に挑むという意味で)を祈ります。

そして私達「カヌー組」も、沖に出て、少し離れた楽園?ビーチを目指します。相変わらず5mの風、強いうねり。まだ見ぬ地を目指すドキドキ感か、アドレナリンがとまりません(笑顔)

強めのうねりの中、2人が沈。教官の救助艇※水上バイクが直ぐにリカバリー。片道およそ60分近くオールを濃いで「カヌー組」全員でビーチを目指します!写真は今井君(34歳 愛知県)に撮影いただきました。カヌーの上で、強いうねりをうけながらの撮影、ありがとう!
「やっと着いたー!」腕の筋肉パンパンな状態でなんとか無事、全員ビーチに到着!絶景に感動!
ビーチに到着後、鬼塚教官より熱い指導を頂きます。鬼塚教官は水上バイクで我々を救護しながらビーチまで並走いただきました。ありがとうございます!
しばしの休息。209号室のメンバーで撮影!左から影島君32歳、鋤崎君26歳、高木君25歳、太見(私)46歳。この沖縄養成研修が終わって初めて「この4人が集った意味」が分かるような、そんな気がします。
さー、来た道(航路)を帰るぞ!「パワー!※なかやまきんに君」気合いを注入。このあとビーチを離れ40分近くかけて全員、無事、生還(笑顔)。

私含めカヌー組の全員が陸に上がって間も無くすると、ヨット組の2人が運ばれてきました。「ブームパンチ」を頭に受けて操舵が来ない状態となり、救助艇(水上バイク)で運ばれ身体の状態を診てもらうことに💦

BG本部の救護者による適切な処置により2人は大事に至らず(※翌日から復帰)。こうした様々な方の助けを頂いて私達は毎日の課業に臨むことが出来るのです。感謝しかありません。
PM17時00分~全てのヨットが戻りました。4日間続いた「海」での課業が一旦、終了となります。明日は休務日の予定です。
18時30分~お弁当の準備・配膳をすませた後の夕食。大いに身体を動かし分、お腹一杯に頂きました。お世辞ぬきに、夕食はいつも本当に美味しいです(笑顔)!料理してくださる皆様へ感謝ですね(笑顔)。
PM19時30分~20時30分まで夜の課業。鬼塚教官よりご指導をいただきました。

4日間にわたる「海」の課業が無事、終了しました(笑顔)。ブームパンチなど痛みを伴う経験や、強い風とうねりによる恐怖心、沈して海水を呑むことも「学び」です。私は、過去を振り返っても楽な道を歩むより、つらくて涙を呑むような経験の方がその後の自己成長に大きく寄与しました。B&G養成研修は“成長の機会”に溢れています。活かすも殺すも最期は自分次第。46歳の私もまだまだこれから。弱い自分には全体に負けない!

本日のProgramでした。コロナ禍、課業が出来る環境と、環境を整える為に最前線にたち様々な関係者と協議・相談・実行に臨む教官には言葉がありません。ただただ感謝です。

本日のブログは以上になりますが、一つ、ご報告があります。6月20日(月曜日)のブログ「沖縄研修16日目」が平日の閲覧者数の最多を更新。21,611名/1日の方にブログを閲覧頂きました。また、一つの自治体の副町長からMessageが届き「うちの若い職員が参加しています。いつも楽しく拝見しています。頑張ってください。」とエールを頂きました(感動)。いつもあわただしくブログを作成しておりますので誤字脱字、表現の誤り等はご容赦願います。(実際に、文章を打ち込んだ後、見直す余裕も無くただただキーボードを叩いています💦)。これからも出来る限り隙間時間でブログを作成し、UPしたいと思います(笑顔)。

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