【起業・創業】支援300名の実績について

太見がこれまで九州、関西を中心に育成した「主婦・学生」中心の起業/創業スクールの概要をお届けします。

子供育てに追われ時間が無くても、夫が転勤族で定職につけなくても「社会と繋がりたい」と考える主婦は少なくない。私が東北に拠点をおく宮城県多賀城市は、国家公務員から民間まで多様な働き手の“出入り”=転勤族が多い印象を受ける地域だ。

 

 そんな思いも受け止め、年間8,000人以上の受講者を前に「従業員の育成」など様々なテーマで登壇する仕事の傍ら、これまでの過去5年間で300人をこえる起業家の支援を行ってきた。最近は女性(主婦)からの相談が多い。

 

 「完璧はいらない。週1日のカフェや、月1日だけのパン屋があってもいい」。モヤモヤした気持ちを晴らし、生き生きと働き始める女性(主婦)の姿に支援する側も喜びが湧いてくる。

 

 私自身は今からおよそ7年前の2014年に日本へ帰国。間もなく起業した。これまで地方を中心に東北では株式会社、一般社団法人、NPO法人など6社を設立。他数社の外部取締役や理事、監査などを歴任する。宮城県丸森町に設立した㈱侍は、大学生の起業支援として起業ノウハウを教える「起業塾」を開き、事業計画の策定から資金繰り、SNSの活用法など手助けする。

 

2016年10月20日河北新報 新聞掲載記事より

 

起業塾受講生のうちこれまで延べ40名以上の女性起業(会社設立)を支援。

名刺交換したことも、パソコンを使ったことがない主婦もいる。

趣味の延長で手作りの子供服をネット販売した女性、子育ての合間にヨガ教室を開く主婦。トリマー(ペットの美容師)やパン教室、文具店と様々だ。

個別スクールはスターバックスコーヒー店などで、気軽に相談を受ける環境づくりにも配慮する。

 

「起業は自由度が高い。それでも自分で全部責任を持つのは大変。リスクに備えながらハードルを下げるのが私(太見)の役目です。」起業のため金融機関から多額の融資(借金)をしてコロナ禍に返済に窮する起業家を何人も見てきた。これでは本末転倒である。「起業に完璧はいらない。もっと自由でいい。」起業する人へそうアドバイスする。

 

福島で育ち、大学卒業後、商業施設を開発する会社へ就職。転職先の三井不動産上海では主に東南アジアの海外商業開発に従事。仕事を通して世界の会社経営者と接点を持った。国内と海外の会社の仕組みや人事制度、総務経理、営業、販売促進など「経営」のイロハを身につけた。

 

「世界中で第一線で活躍する女性たちを見てきた。だからこそ、日本でもやりがいをもって働く女性を増やしたい」女性が元気な会社は無論、男性も活き活きしている。

 

 子育てが一段落し、子供衣料のネット通販を開業した主婦の一言が忘れられない。「私の人生は夫のサブ(補助)だと感じていた。でも今は主役になれた。」例え自宅でも、インターネットを活用し上手に起業する主婦も少なくない。

起業創業について「女性同士で話し合う機会」を設けることも大切。そして女性起業家からアドバイスを受ける。

 

 太見の座右の銘は「第3の道がある」。前に進み続け新しい道を発見する。特に私は“寄り道“が大好きだ。「女性もシニアも自分に何が出来るのかと自信のない人は多い。可能性も使わないのはもったいない。もっと自信をもって、新しい道を探してほしい」。踏み出せない起業家の背中を、そっと押してあげたいと考えている。

 

不動産や株式投資よりも自分自身に投資する。

「起業創業」はその選択肢の一つだ。

 

 

 

 

 

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